私が思う、畑を借りるときに重要な条件について。「いま5分だけ、ちょこっと畑仕事しよう」ができたら最高

今朝、自宅から車で10分の貸し農園に行ってきました。

娘たちが起き出す前、朝の山のような家しごとが発生する前にやってしまわないとと思い、朝6時すぎに出発。ほんとは5時半くらいに出ようと思ったのに間に合いませんでした。

畑に着いて見てみたらもう、ボサボサですよ。最近まめに行けてなかったからなあ…

時間に追われながら1人で荒れ放題の畑と格闘。なんだかすごく悲しくなってきました。
そんななか、いやまて、この現状をシェアすることでそういう悲しみを味わう人が少なくなるかもしれないのだ!
とやや大げさなことを思いつき、畑仕事のハードルを下げるための条件について私の考えをお伝えしたいと思ったわけです。

家庭菜園やってみたいなぁ、と思ってるそこのあなた!
えっ畑って大変なの?やめようかな、なんて思わないでください!!
はたけしごと、すごく楽しいから!!!

ただ、長く続けるためには、環境整備が重要なのです。私の今の残念な状態から、畑を借りる上で何が重要かヒントをお伝えできるかもしれません。

目次

1,いまの問題はこれだ

さて、今の私の問題点は下記の通り。

❶面積に対して人手不足(ここ数ヶ月作業してるの私1人やないかい)

❷畑がパッといけるところにない

❸道具を畑に置いておけない

まず1つめの、人手不足。

35平方メートルの畑を、ここ数ヶ月1人で管理していますが(もともと畑借りるっていったのは夫)手がかかる今の時期に1人で立ち向かうのは本当に大変です。作業人数に見合った無理のない面積にすると言うのはとても大事だと思います。

2つめの、畑がぱっと行けるところにないこと。
貸し農園は自宅から車で10分位のところにあります。借りる当初は車で10分なんて近いと思ったのですが、2年と4ヶ月ほどやってみての感想は、車で10分は遠い、畑は庭先にある位の距離感がベスト!ということです。

畑はやっぱり生き物ですから、こまめに顔色を見てあげたいものですが、車で10分だとそれができません。うちは子どもがまだ小さいのもあり、とにかく時間が足りず、往復で20分の距離感はかなりの障壁になっています。

育児家事、その他雑事に揉まれて畑に行けないうちに、野菜がどんどん元気がなくなっていき、やるべき畑作業もどんどん溜まっていって、結局週末にまとめてやるということになりますが、ここで一気に気分が落ちます。
元気がなくなった状態の野菜を目にしつつ、重労働をしなきゃいけないわけですから。

元気がなくなる前にこまめに手入れをしてあげつつ、やるべき作業も分散させたいのに、遠いからそれができないわけです。以上の点から、雨が降りそうだから、今5分だけ作業しよう、そんなことができる距離感が理想だなぁと思っています。

3つめの、道具を置いておけない問題。

私たちが借りている畑は、構造物を置いておくことを禁止しています。物置みたいなものが置けないので、大型の農具は自宅に置いておいて、使いたい時に車に積んで持っていくと言うことになります。でも、これが畑仕事のやる気をなくさせる大きな原因になっています。
いちいちクワやスコップを担いで車に乗せるのは大変だし、車の中も泥だらけになるので、いちいちブルーシートを下に敷いたり、ビニールをかぶせたりして運ばなければなりません。(車が泥だらけになると、急にお客さんを乗せることになったときに困るから)

この作業がまず大変だからめんどくさいなあってなるし、道具を持ってき忘れて、今日畝だてする予定だったのにクワがないよ。何もできない。!と言うこともしばしば。

他の貸し農園ではどうなのかわかりませんが、これから借りる人は、道具を置いておけるのか、道具置き場を作れるのか、と言うことも考えておくと後々良いような気がします。

2,借りてる農園は、まわりのひとに勉強させてもらう、くらいのスタンスでいいかも。本当にやりたい農法は自分の土地で!

今朝、荒れ放題の畑の畝をスコップでザッカザッカと整えていて、ふと思いました。
こうやってほじくり返すの大変だし、不耕起栽培やってみたいな。

不耕起にしたら、上記に挙げた問題点の❶、人手不足でたいへん、というのもそもそもの作業が減るから楽になるはずだし、❸の大型道具置く場所がない、というのもそもそも道具じたいあまり使わなくてよくなるわけですよね。

しかし、不耕起栽培にするのは現状難しい気がしています。

貸主さんも、他の利用者さんも、みんな基本的に畑を耕して雑草を抜いています。草とりを怠ると、もっと早くとらなアカンよって言われます。
協生農法にも興味があるのですが、借りている畑にはもちろん樹木は植えられません。
※これら農法に詳しいわけではないのでご興味ある方はお調べくださいね

このように、お借りしている土地では好き放題にはできない現実があります。当たり前ですが。

そういうのは割り切って、今は勉強のつもりで周りの人の真似をしてやっていますが、いずれ自分の思う通りに畑づくりしてみたいなと言う気持ちがあります。

やはり、興味のある農法を試してみるのは、自宅の庭か、庭がない場合はプランターと言うことになるのかなあと思います。

3,まとめ  畑仕事のハードルを下げ、思う存分たのしむのだ!!

畑を借りる上で、私が重要だと思う条件について書いてきました。
まとめると、

①手が回る範囲の広さの畑を借りる
(家族の誰か1人に負担が偏るのは言語道断です、あっ私怨こもってますね)

②畑には、庭先にあるくらいの距離感、いま5分だけ畑したいな〜と思った時のできる距離感がベスト

③使いたい道具が近くに置いておけるとよい。さっと使えるようになっていると、ストレスフリーでもっと楽しくなる

畑仕事に取り掛かるときのハードルが下がると、どんどん畑仕事が楽しくなりますし、そうやってこっちが楽しんで世話してあげていると、結果的に野菜も元気になっていくと思います。

私も畑仕事のハードルを下げて、もっと畑楽しみたいなあ!いつか自分の理想の土地を見つけて、家の前に畑を作って思う存分やりたい農法で畑仕事するんだあ!

最後に、今朝の畑しごとを余裕なくイライラしながらやっていた時に見つけた癒しをひとつ。
ショウガとウコンの芽がでてました。


種ショウガと種ウコンをかなり前に買ったものの、これまたすぐ植えられなくて玄関に保管してたらカビて、
いかにも芽がでなさそうだったので「もお〜!!畑近かったらすぐ植えにいけたのにー!」と嘆いていたら、

め、芽がでてる…!
ありがとうねええ〜(涙)

こういうことがあるとほんっと、畑っていいなあって思うんですよね。
あたしゃニンゲンはもういいわ。植物がいてくれればいいわってなってきます。
あっ病んでる?(笑)

というのはおいといて、最後までお読みくださりありがとうございました。個人的な感想ではありますが、畑をやってみたいなと言う人の参考になればと思います。

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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