【防災】ラジオ「ええ感じの人」は救われる!?を聞いて。家庭内が良い雰囲気だと、防災力もアップする。

今回は、「良い雰囲気の人は防災力が高い!だからそんな『ええ感じの人』になろう!そして、その第一歩は家庭から」というお話をしたいと思います。私が家庭内で取り組んでいること、取り組んでみた感想もまとめています。

目次

「ええ感じの人」は防災力が高い

元々防災に興味があり、防災の情報を集めていたところ、国際災害レスキューナース・辻直美さんのラジオ番組に辿り着きました。元々辻さんの書籍は大好きでよく読んでいたのですが、ラジオは仕事や運転をしながら聞けるのでとても助かっています。

さて、その番組の中で、「ええ感じの人」になろうというお話がありました。

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#2 “ええ感じの人”は救われる!? ポッドキャストのエピソード · 辻直美のれすきゅーラジオ · 2024年12月22日 · 13分



ちなみに、この「ええ感じの人」というのは関西風のニュアンスであって、標準語でいう「いい人」ともちょっとイメージが違ってくるとのこと。私は関東出身ですが、関西寄りの地域に住んで20年近くなるので、わかりますわかります!「え〜感じのひと」ね!ご近所にいてます。いっつもニコニコしてくれる人とか、よくお家の前の掃除しながら、「ついでやから〜」みたいな感じで遊歩道の草取りしてくれてる人とか。

番組では、そんな「ええ感じの人」になることが災害時の備えとしても威力を発揮すると紹介されていました。
「ええ感じの人」は、非常時でも周りの人に気にかけてもらいやすい、助けてもらいやすいからです。非常時に一番怖いのは、孤立してしまうこと。「ええ感じの人」は孤立しにくいので助かる可能性が高くなります。しかもすごいことに、「ええ感じの人」の威力は本人だけにとどまりません。その人の家族も、「お子さん大丈夫?」「おばあちゃんは?」などと気にかけてもらえるので、家族など周りの人を助けることにもつながるのです。

実際、辻さんは避難所で、そう行った「ええ感じの人」が助けられる場面を数多く見てきたそうです。
例えば、こんな方がいらしたそうです。その方は非常用品を持って出る間もなかったのか、着の身着のまま避難所にいらっしゃいました。すると、周りの方が「大丈夫?」「これ足りてないんちゃうん?」などと声をかけて、その方の前に食べ物や非常用品が積まれていたそうです。

まず家庭の中で「ええ感じの人」になろう

さて、そういった理由から「ええ感じの人」になろう、そのためにはまず、怖い顔をせず微笑んで人と接することが大切、とお話が進んでいくのですが、ここからが大事です。
「まず、家族の中でええ感じの人になること」

こういう話をすると、多くの人が「外の人に対して微笑んで丁寧に接するようにしよう」となるのですが、まずは家族に対してええ感じの人になってほしい、と辻さんはいっています。

それはそうですよね。関係がギクシャクしていたら、非常時に協力し合うこと、数少ない食べ物を分かち合うことは難しいかもしれません。人間だからそれは当然のこと、と辻さんも番組内でおっしゃっていました。

非常時に助け合える関係を築くため、という意味でまず家族から。
そして、私が一番強く印象に残ったのは、辻さんが最後にいっていたことばです。
とても心に残ったので、以下かきとめておきます。

「今まで救命や災害救助の現場にいて、いろいろな遺族の方を見てきたけど、亡くなった人に対して「いってらっしゃい」「おやすみ」を顔を見て言っておけばよかったと後悔してる人がいっぱいいる。

亡くなった人たちは、「行ってきます」といってそのまま、残念な形でお家に帰ってくる。残された家族は、「なんであの時目を見て、いってらっしゃいと言わなかったのか。なんでおかえりと返さなかったのか」と悔やみます。悔やんでもどうしようもないから、いつまでたっても心のカセになってしまう。だから、せめて「おはよう」「いってらっしゃい」「おやすみ」は、ちゃんと顔を見て言おう。笑顔でちゃんと相手の顔を見て言っておいた方が、考えたくもない結果になったとしても、お互い最後に良い顔で終わっているから。それでも、もしものことがあったら悔やむんだけど、それが「あの時声をかけておけばよかった」の後悔にはならずに済みます。

つい、一緒にいるのが当たり前になって、気持ちはあってもこうした声かけってできてないことが多い。だけど、やっぱり家に帰って一緒にいられるのは奇跡。被災して大切なひとを亡くした方はこう言います。
「ふり返ってみれば、被災者になってた。なりたくてなってるわけじゃない。気がついたら大切な人が亡くなっていた。さっきまで一緒だったのに…」

だから、まずは自分から、家族に対してええ感じの人になりましょう。はじめは気恥ずかしいし、「相手がやってくれるんならこっちもやっていいけど…」とも思うでしょう。でも、勇気を出してまず自分からやってみましょう。きっと、相手も気持ち良くなって、動いてくれるようになります。毎日が朗らかに過ごせるようになるのだから、やって損はないです。普段の生活と被災したときの生活は繋がっています。自分から、ええ感じの人になりましょう!

さっそくやってみてます。家庭の雰囲気が良くなりました!

この話を数週間前に聞いてから、「いってらっしゃい」「おやすみ」を丁寧に家族にいうことを始めてみました。すぐに効果が現れ、家庭の雰囲気が明るく上向いた気がしています。
挨拶効果として、防災力アップとか、家庭の雰囲気が良くなるということ以外にも、子育てでの自分責めが少なくなったという実感があります。
子育てでの自分責めが少なくなったことについては、次の記事で深掘りしたいと思います。

家族に顔を見て挨拶をするというのは、はじめは少し気合がいるかもしれません。
ちょっとした声かけからでいいから歩み寄ってみると、普段の生活の雰囲気がよくなって、それがひいては災害時の協力関係にも良い影響を与えるはずです。
私もできない時もありますが、ほんの少しずつでいいから、家族と良い関係を築く努力をしていきたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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