友達とキャンプに行ってきました!テントで寝てみた感想

1ヶ月前、心の友・Yちゃん一家とキャンプに行ってきました。
生まれて初めてのテント泊も経験しました。

防災にもつながるいろんな経験ができたので、まとめていこうと思います。
アウトドア初心者の私たちの経験が、防災とかアウトドアに興味があるけどよくわかんない!という方のご参考になればいいなと思います♪

目次

もともと、アウトドア派じゃない私たち。キャンパーの友だちに完全のっかり。

実は、私たち一家はもともとアウトドア派じゃありません!

どちらかと言うと、文明の利器に頼って楽に過ごしたいタイプ。
私は庭いじり家庭菜園を8年くらいやっててかなり耐性ができたとはいえ、虫がブンブンいってるところで寝るのには勇気が要ります。

ところが防災の必要性からアウトドアに興味が湧き、キャンパーであるYちゃん一家にくっついていろいろ教えてもらうようになりました。

初めてYちゃん一家とキャンプに行ったのは一昨年のこと。キャンプ場の手配やら何やら、全部Yちゃんがやってくれて、完全に乗っかる形でした。
その時うちから行ったのは私と娘ふたり。
何やったらいいかわかんないままぼーっとしつつも、自然の中でご飯食べたりコーヒー飲んだり(全部Yちゃん一家が作ってくれた)夜は火を見て過ごすのがとっても新鮮で心地よく、よい思い出となりました。

そして今回、2度目の合同キャンプに行ってきました。
最初の時はYちゃんがバンガローを予約してくれていたので、テント泊はしなかったのですが、
今回はもうちょっとバージョンアップして、自分たちでテントを立てて泊まる!と言うことをやってみました!

暗くなってテンションが上がる!子どもたちは火おこしに夢中!

さて当日の夕方、キャンプ場でワイちゃん一家と合流。
いつもながら、キャンプ場の手配とか、キャンプ事務所とのやりとりとかは全部ワイちゃんにお任せです。ありがたいなぁ。

キャンプサイトは、森の中の川のほど近い、少し小高くなった場所でした。
Yちゃん一家とうちと、それぞれテントを立てます。
うちはピクニックするときに、テントを持っていくことが多いので、夫はテント立てには慣れっこです。
今回は夫も来てくれたので助かりました。自分1人だと、テント立てはかなり怪しいなぁ。

うちのテントは円形。立て方がどうもよくわからん

子どもたちもペグを打ち込むのを手伝ったりして、それぞれ仕事をしていました。

その後は、それぞれ持ち寄った食材を調理します。
本格的な防災キャンプとして、防災クッキングもしようかなと思ったのですが手が回らず、それはまた今度に。
うちは焼きそばの材料と、買ったお惣菜などでお手軽にしてしまいましたが、ワイちゃん一家は鍋を作ったり、手作りしたパン生地を持ってきて焼いたりとかなり本格的でした。

Yちゃん一家は折りたたみコンロを持ってきていたので、そこに近くでとった木をくべて火を起こしてくれました。
Yちゃんの旦那さんは山育ちの本格的キャンパーなので、アウトドア仕事、何でもござれ。
Yちゃんちのお子さんふたり(9歳と5歳)とうちの娘ふたり(9歳と5歳)は興味津々でそばにくっついてお手伝い。これ書いてて思ったけど、うちの子とYちゃんちのお子さん、年いっしょだ!
うちの次女はもうすぐ6歳になるから、Yちゃんちの弟くんと一学年離れるんですけどね。嬉しいことです♪

旦那さんと子どもたちが、自然と火の世話担当になってくれました。
みんなその辺で薪を探し、火にくべるということをずっと繰り返していました。
だんだん暗くなってきて、みんなのテンションもアップ!

火を絶やさないようにしながら、コンロの網の上で焼きそばや鍋がじゅうじゅうぐつぐつおしゃべりして…ご飯、出来上がり!
みんなでいただきまーす!

焼きそばや焼き芋、鶏肉鍋、うちが買ってきたたこ焼きなどを食べながらも、子どもたちは火に夢中。
火が消えそうになったら、家で青いだり、燃えやすい枝の部分や新聞紙をくべてうちわで仰いだりしながらみんなで火を育てていました。


火おこしって難しいですよね。
インドア派の私は全然わからず、以前実家の庭で火起こしをすることになったときお手上げでした。

まず、新聞紙とかおがくずとか燃えやすいものに火をつけて、それを細い木の枝とかに燃え移らせ、最後に太い木や炭に火をつけていく、と言う順番が全然わからなかったのです。

こういうのって、経験で自然に感覚が身に付いていくんだろうな。
ちっちゃいうちからこういうことするのって大事だなぁと思いました。
何時間も火につきっきりで、枝や葉っぱを投げ入れてはうちわで仰いだりフーフーしたりしている子どもたちが頼もしく思えました。

これからも頼りにしてるよ、きみたち!

いよいよ、テントで寝るぞ!

夕ご飯も終わり、歯磨きもして、いよいよテントの中で寝ることになりました。
テント宿泊がどんなものなのか体験してみるのが、今回のキャンプの大きな目的の1つでした。

災害が起こったとき、テントで寝ることもきっとありますからね。シミュレーション大事です。

事前にちょっと気がかりだったのは、こちらの3つ。

  • 広さのこと
  • 床が硬くて、背中が痛くならないか
  • 寒くないか

広さに関しては、意外と大丈夫でした。うちのテントはファミリータイプの円形ので、床面積はタタミ2枚半くらい。
夫は180センチあって体が大きいので大丈夫かな、とも思ったのですが、家族4人で同じ向きで寝れば、身動きできないと言うような窮屈さは感じませんでした。

では床について。地面が固いことを想定して、テントと地面の間に銀マットを敷いていました。
寝てみた感想は…うんまあ、フカフカとはいかないけど許容範囲?
いつもの布団よりはもちろん安らがないけど、地面に直接テントを敷いて寝るのよりはかなりマシです。

そして、寒さ。
6月1日で、まだ朝晩冷える時があったので、かなり寒いことを想定して冬用の寝袋を持ってきていました。アウトドアメーカーのかなり品質の良いものです。
冬用のパジャマに、冬用の上着も持ってきていました。
でも実際は、そこまで冷える事はなく、子どもたちはモコモコの上着は脱いで、パジャマだけで寝袋にくるまっていました。

私は防寒インナーをすっかり忘れてきてしまったので、かなり寒いかなと思ったのですが、なくても大丈夫でした。
みんなで身を寄せ合っているから、温度が逃げなかったのでしょうか。

とりあえず全体的に不具合ないことを確認して、おやすみなさいをしました。
テントで一晩外で過ごすなんて初めて。寝付けるんだろうか?
キャンプが楽しみすぎて、何週間も前からワクワクしっぱなしだった娘たちは興奮で寝られないんじゃないかな。

そんな気がかりをよそに、娘たちはやがてスースー寝入りました。
私もスムーズに寝付きたいところだけど、いつもと違う環境だからなかなか寝付けず。
でもしんどい感じはなく、なんだかとっても心地よかったです。
沢の近くのキャンプ場だったから、いつも水の流れる音が聞こえます。

さぁさぁと、川の流れが日ごろの雑事を頭から流していってくれて、ぼーっとしてきました。
虫が侵入してきたらやだなーと思ったのですが、テントを張ってから出入りの際にしっかり出入り口を閉めるようにしていたことと、まだ6月の初めでそこまでたくさん虫がいなかったので、迷い虫が何匹か入ってた位で済みました。

この、虫がいることをストレスと感じるかどうか、ということは、かなりアウトドアに関係してくると思います。害のない虫でも、一匹いたらアウト!ってなると、楽しめるか度合いが全然違ってきますよね。虫さんに慣れていきたいなーと思いました。

夜中に何度かトイレに起きたものの、無事に一晩過ごすことができました。

朝を迎えて。朝ご飯は最高!

そして朝!
私も子どもたちもかなり早く目覚めました。

森の中の空気はとっても気持ちが良い。
来てよかった、としみじみ思いました。

ただ、体は所々痛くて。

マットを敷いたとは言え、固めの床で寝たので、腰が痛くなりました。
エアマットとかがあれば、かなりこういった痛みや軽減されるんだと思いますが。

次からは、首や腰が床に当たる部分だけでも、小さめのクッションを置くなどして寝ればかなり違ってくるんじゃないかと思いました。次はやってみよう。

Yちゃん一家も起き出して、早速朝ご飯の準備。
Yちゃんちの本格的巨大テントにみんな集まって、昨日の残りの焼きそばや焼き芋を食べたり、パンを焼いたり、コーヒーを飲んだり。

幸せだなぁ…

子どもたちは近くの沢に降りて行ったり、みんなでキャハキャハいって遊んでいました。

2日目、朝から雨!雨よけは必要。

ご飯の準備の時から雨が降ってきて、テントの屋根にたまってきました。
下からテントを押して、ばしゃーっと水を流してもすぐ溜まってきます。

Yちゃんちのテントは品質の良いものだから大丈夫だけど、うちのはちょっとした雨には耐えられる程度のだから、雨よけが課題になるね、と夫と話しました。

雨除けタープが自宅にあるから、それを張ってから下にテント貼るとか、うちのテントもくたびれてきてるから、防水のテントに買い換えるかなど、今後に向けて前向きな話ができました。

さいわい、本降りにはならなかったので、予定通りチェックアウトの時間まで遊んだりしながら、無事撤収してキャンプを終えることができました。

まとめ:テント泊、思ったより快適だった!

今回は、「災害時も視野にいれ、屋外でテントで寝てみる」ということをポイントとして、キャンプに行ってみました。

気づいたことをまとめると、

  • みんなで一緒にいるためか寒さは感じなかった。でも夏以外は冬装備は必要
  • 床がかたいとやっぱり疲れる。首や腰だけでもクッションをあてるといいかも
  • 雨装備は必要

まだ6月はじめでしたが冷え込みもそれほどではなく、思ったより体への負担なくテントで寝ることができました。
テントと地面の間にマットを敷くなどの床対策のほか、腰や首に当てるクッションを使えばもっと快適に寝られそうです。
雨よけタープを併用したり、雨に強いアウトドアグッズを揃えることも必要だなと思いました。
こういうことを普段から考えて実践していくことで、万が一の時、自宅で過ごせなくなったときの選択肢が増えるかもしれません。

最後に、尊敬するYちゃんのカッコいい名言をご紹介します。

「正直言って、キャンプってめんどくさいのよ。家だったらご飯でも何でも、ガスコンロですぐ作れるのに、わざわざ火をおこしたり、道具や材料を運んだり。でも、そういうめんどくさいことをあえてやることで、普段どれだけ恵まれているかがわかるんだよね」

うーん!すげえ!
やっぱり、行動してみるって大事ですよね。
めんどくさいんだけど、ちょっと大変だな〜って思うんだけど、やってみる。
やってみると、今まで気づかなかったことにきづいたり、新しい世界が見えたりする。

Yちゃんがまずますキラキラして見えたのでした。
これからもくっついてって、アウトドア教えてもらうぞ!







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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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