本格的に玄米デビューしました!

先日、私が4月から入学したオンラインスクールの皆さんとお会いできる機会がありました。
このオンラインスクールは、「仕事の自給講座」といって、自給自足やパーマカルチャー、仕事を生み出す方法を学ぶ講座です。

講座の方とお会いできたことがきっかけで、憧れの玄米デビューをはたすことができたので、
感想などをまとめていきたいと思います。
玄米に興味があるけど、食べたことはない。じっさいどんな感じなの?という方にも読んでいてだけたら嬉しいです。

目次

玄米に興味がありつつ、踏み出せなかった理由

今まで、玄米に興味はありました。体にいいと聞くし、子どものためにも玄米食にしたいな、という思いはありました。

でも、なぜ玄米食にできていなかったのか。
それは、「おいしく調理できなかったから」です。

玄米を最初に炊いたのはいつか、正確には忘れてしまったのですが、多分数年前だと思います。
炊き上がった玄米がゴリゴリしていて。
うーん、これは、頑張らないと食べられないな…
よく「玄米食にしようとしたけど挫折した」という話は聞くけど、こういうことかー。と思いました。

それじゃあ分づき米にしたらいいんじゃない?と思い、
精米機で五分づきにして食べてみたけど、やっぱりゴリゴリしてる感はいなめない。

結果、ふわふわに柔らかい白いご飯に戻っていってしまったのでした。
私の中には、「玄米=体にいいけど硬い」というイメージが残りました。

思ってたんと違う!食べさせてもらった玄米は、ものすごーくおいしかった!!

そんななか、仕事の自給講座の皆さんとお会いできることが決まったのです。
メンバーのかた数人のお宅やフィールドに伺うことができました。

お食事もいただいて、何から何までお世話になってしまいました。
自給自足やパーマカルチャーを目指す方が多いので、お食事も素晴らしく、
玄米とお味噌汁を中心としたお食事をいただきました。

いただいて、心底びっくりしたのが…玄米がもっちり柔らかくて、すごく美味しい!!
あれえ⁉︎思ってたんと違うよ⁉︎玄米ってかたいんじゃなかったの???

味が濃くて、滋味深い優しい味が噛むごとに広がる。
お味噌汁や漬け物にすごくよく合う。
こんなに、おいしいものだったとは…!!

なにか、特別な方法で炊いたのでは⁉︎と思いメンバーさんに聞いてみると、
「ふつうに炊飯器の玄米モードで炊いてるよ〜。炊く時に天然塩を一緒に振るとおいしくなるよ」などと教えてくれました。

これは後でわかったことですが、どうやら私は玄米の炊き方が根本的に間違っていたようです。
それもこれも、玄米と白米をまったく同じものとして考えていたことに原因があったようです。

たぶん、最初に炊いたときも、よくわからずに白米と同じように炊いてたんだと思うし、
途中から良かれと思ってやっていた「玄米と白米を混ぜて炊く」という方法も硬くなる原因だったのではと。

柔らかい白米が好きな子どもたちに玄米を食べさせたいと、白米を炊く時に炊飯器に玄米を混ぜて炊くことがしばしばありました。

いちおう、「白米と一緒に炊ける玄米」とパッケージに書いてある発芽玄米で炊いたのですが、
うちの炊飯器の性能の問題なのか、玄米がどうしても硬くなってしまっていたのです。

そういうことがいろいろわかってきて、
そっか、玄米はかたいもの、ではなくて、正しい調理をすればこんなに柔らかくなるんだ!
柔らかもっちりの玄米を食べさせてもらったことで、今までの思い込みがパカーン!と打ち砕けました。

⭐︎玄米の炊き方や、玄米の栄養などについては、スクールでご一緒させていただいている
自然療法の先生・マエマコさんのホームページに詳しく載っています。
わたくしが陥った、「玄米と白米混ぜこぜ炊き」についても取り上げてくださっています。
ぜひご覧ください!

https://shizen-ryoho.com/genmai/

玄米が苦手な娘も「おいしい」と!!そう思えたのは、「たのしい・しあわせ」という体験とセットだったから

思い込みを打ち砕いてもらって、玄米のおいしさに目覚めたわたくし。
一方で、一緒に参加していた娘2人(9歳と5歳)はどうかというと。

やはり、食事のときは玄米をあまり食べていませんでした。
というか、おいしいおかずに夢中になって、ご飯をいただく前にお腹いっぱいになっていた感じでした。

なので、炊いていただいた玄米をラップに包んでおにぎりにして、持ち帰らせてもらいました。

さて、皆さんとお別れし、帰りの電車の中。
ちょうど夕飯どきだったのですが、田舎の駅で周囲にお店はありません。
玄米のおにぎりだけがありました。
私は玄米だけでおおごちそうなんだけど、子どもたちは食べられるかなあ、
まだまだ電車に乗らないとだし、他に食べるものないんだけど…とやきもきしていると、

「玄米おにぎり、食べたい!」

と娘ふたりが言うではないですか!
長女は好き嫌いがほとんどなく、玄米にもそれほど抵抗がなかったので分かるとしても、
玄米拒否だった次女も食べると言い出してくれた!

びっくりするやら嬉しいやらでおにぎりを出すと、パクパクと美味しそうに食べてくれました。
「玄米は30回以上よく噛んで食べようね、くちのなかでお粥になるまで噛んでから飲み込むんだよ」
と、メンバーさんに丁寧に教えていただいていたので、娘たちも意識してよく噛んで食べていました。

玄米嫌いだった次女も、「おいしい!よく噛んでたべるよ」といいつつ、もぐもぐしている姿が
かわいくて嬉しくて…

わたしが感動して、
「おいしいねえ」って言うと、長女が

「うん、思い出のあじだから、玄米好きになった…」と嬉しそうな顔をして言いました。

ちょっと、泣きそうになりました。
この言葉に、ぜんぶ現れているなあとおもいました。

素敵なひとたちと、いっしょにお話ししたり、楽しく過ごしながらいただいた玄米ごはん。
1泊2日の日程の中で、皆さんといっしょにご飯を作って食べたときもありました。

その楽しくて幸せな思い出で、「玄米っておいしいな」ということが深く残ったのだと思います。

娘たちにとっても、最高の玄米デビューになりました。
このような経験をさせてくださった、お優しいメンバーの皆さんには、いくら感謝をしてもし足りないくらいです。

〜まとめ〜 適切な調理をすれば、玄米はおいしい!やはり、体験に勝るものなし。

玄米はおいしい!
今回の経験で、それがよくわかりました。

正しく調理すれば、そのおいしさはびっくりするほど。
白米よりも味がギュッと濃くて、お米が好きな人ならハマるのではないかな、と個人的に思いました。
味噌汁や漬物が何倍にも美味しく感じるし、噛めば噛むほど味わい深くて大好きになりました。

そして、心底思ったのが、体験することの大切さ。
私も娘たちも、玄米を敬遠していたけど、幸せな玄米ごはんをご馳走していただくことで、
そしてそのご飯を素敵な方達とおいしくいただくという経験をさせていただいたことで、
その場の空気も含めて玄米が大好きになりました。

翌日から、さっそく家にあった玄米を教えてもらったとおりに炊いて、おいしくいただいています。
よく噛むことが必要な食材だからこそ、じっくり味わって食事を楽しむことができるようにもなりました。

楽しくて美味しい玄米ライフ、ご興味ある方はぜひ、始めてみてはいかがでしょう〜♪

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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