2024年12月31日。2024年最後の畑仕事に行ってきました。
年末に、ホームセンターで慌てて買ったキャベツの苗を植え付けたかったので…
売れ残りだったので値下げされてました。もう野菜苗はどのホームセンターにもなくて、たまたまあるお店で見つけた苗を4株購入していたのです。
いつも最適な時期に植え付け作業ができず、遅れてしまうので失敗ばかりしています。
2024年の畑しごとを振り返ってみると、やっぱり上手にはできなかったけど、進歩もありました。
まとめてみると、
春→うまくいかなかった。春先にインフルエンザにかかり、全く作業できなかったらキャベツもブロッコリーも採りどきを逃しました。いちごも全然実がならず。
夏→うまくいかなかった。カボチャは毎年恒例の惨敗。2023年はよくできたナスとピーマンもさっぱりとれなかった。トマトも全然ダメ。オクラも種まきが遅れて、あまりたくさん収穫できなかった。売れ残りを買って植えたショウガとウコンは自宅で保管しているうちにカビが生えてしまい、思ったとおり育ちが悪かった。その辺に生えてるのを寄せ集めて植えたサトイモは弱々しい。茂っているのはサツマイモの葉っぱとシソだけ。
秋→サツマイモがとってもよくできた。サツマイモのツルを思う存分収穫して食べまくった。サツマイモはいつも、大きくて味がよくないのが少ない数とれる、という感じだったけど、2024年は小さくて味が良いのがたくさんとれた。とっても嬉しかった!
冬→サツマイモ以外は惨敗。タマネギ、長ネギ、キャベツ、ブロッコリーなど、苗を植えるのが全部遅れてしまったので、春の収穫は期待薄…豆類を植えたかったけど、苗を購入する暇がないうちに時期が過ぎ、ホームセンターに苗がなくなってしまった。保育園の講師をした時に、地域のおばあちゃんに少し苗を分けてもらったので、その子たちが希望の星!
ということで、進歩したのはサツマイモただ一つ!
サツマイモは葉っぱもツルもイモも全部美味しく食べられて素晴らしいなあ、と改めて思いました。
私は絵本作家じゃなきゃサツマイモ農家になってたかもというほどサツマイモを愛しているので、上手にできたのはとても嬉しかったです。
さて12月31日、最後の畑しごとに行くと、畑の貸主さんのMさんの奥さんが作業にいらしていました。
「今年もお世話になりました。上手にできなくて、雑草を生やしてしまってばかりですが、これからもよろしくお願いします」と挨拶すると、
「みんな同じよー!大晦日で忙しいのに、畑に来ててえらいじゃない!?」
と奥さんは満面の笑みで答えてくださいました。
そして、大きくて新鮮な立派なカブを二つ、分けてくださいました!嬉しいー!
奥さんはいつも、何をしても褒めてくれます。
何年もやってるのになかなか向上しない畑仕事。自分では落ち込むけど、ただ畑に来てるだけで奥さんは褒めてくれる。その優しい笑顔に触れると、もっと畑のこと知りたいな、頑張ろう!という気持ちになります。
本当にありがとう。
あまりにうまくできないから、もうやめちゃおうかな、なんて思っていましたが、もう少し頑張ってみようと思えた2024年最後の畑しごとでした。