子ども食堂さんにて、防災イベントのボランティアスタッフをさせてもらいました!

今日はボランティアをしている子ども食堂さんにて、防災イベントに参加してきました!

9月は防災の月ですね。南海トラフに警戒してすぐ備えを、ということで、
キッズボランティアをしている9歳の長女と6歳の次女と共にスタッフとして参加してきました。

いつもニコニコ笑顔の代表さんとベテランスタッフさんといっしょに準備して、参加者さんをお迎え。
娘たちは受付を張り切ってやってくれます。

まじはじめは、防災備蓄品についての解説とローリングストックの説明。

それから防災のしおりを参加者さんたちに作ってもらい、その次にチラシを折って紙のお皿をみんなで作りました。

その間に、外ではおかまでのご飯炊き!
新聞紙を燃料にご飯が炊ける、専用のおかまを代表さんが持ってきてくれて、みんなかわりばんこに丸めた新聞紙をくべていきました。
炊き上がるまでの間に代表さんが用意してくれた炊き込みご飯をみんなでおにぎりにしたり、フリーズドライの豚汁を自分たちでおよそ注いで作ってみたり。

それから、防災の便利グッズについてのお話。圧縮ミニタオルや、マイボトルの中に自分の分の緊急最低限の防災用品を入れておく知恵を教えてもらいました!このアイデアはぜひ取り入れてみたいです!

そしてお待ちかね!お昼ご飯の時間です♪

代表さんが作ってきてくれた炊き込みご飯もとっても美味しくて、フリーズドライのお味噌汁も具だくさんでびっくり!そしてお待ちかねのオカマが部屋に運び込まれてきて、蓋を開けるとびっくり!お米の粒がピンと立ったご飯がほかほかに炊き上がっていて、しゃもじで救うと美味しそうなおこげが!!あまりの良い香りにみんなから歓声が上がりました!

おこげご飯のお味は…香ばしくて最高♪

うちの子供たちは、「炊飯器で炊くのよりずっとおいしい。お餅を焼く匂いがするー!」と目をキラキラさせてぱくついていました。

防災ってやらなきゃいけないけど、楽しくないし、続けられないそう思っていました。でも、今日集まったみんなで楽しくご飯を炊いてワイワイ言いながらいただくことで、防災に対する「楽しくなさそう」という思い込みがなくなった気がしました。

お客さんが帰った後、片付けをしながら代表さんと話していたら、やっぱり気持ちがとっても大切!と言う話をしてくれました。

同じく、スタッフとして来ている方の中で、老人ホームにお勤めの方がいらっしゃるそうなのですが、その方の話によると、ご飯を美味しく食べるかそれともただ栄養摂取のために食べるかということで、栄養の体に取り込む力は変わってくるのだそうです。
おいしいと楽しいと思いながら食べることでその食べ物の栄養がより体に吸収されると言うのです。これはそのスタッフさんが老人ホームにいらっしゃるお年寄りを見て日々感じていることなのだそうです。

だから、大変な状況の中でも好きなものが食べられるという喜びを感じられることが大事で、そのために普段から家族の好きなものを備蓄しておくことが大切!とおっしゃっていました。

子どもたちへのケアについては、おうちの人が自分のために好きなものを用意してくれていた、という気持ちが子どもの元気につながるのだとおっしゃっていました。

代表さんとじっくりお話しできて、食べ物をただ備えるだけでなく、それをみんなで楽しく食べるということで、大変な状況の中でも喜びを見出すことができ、自分の体も喜ぶことにつながっていくのではないかと思いました。

防災を楽しむヒント、たくさんもらった今回のイベントでした。
子ども食堂・鈴花さん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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