沖縄の木工体験カフェ「地球のかけら」さんに行ってきました! 前編

5月末から6月初めにかけて、家族で沖縄に行ってきました!
私が1番楽しみにしていたのが、木工職人・古我知毅さんが主催されている「地球のかけら」さんに遊びに行くこと!

「地球のかけら」さんは木工体験ができるカフェで、おいしい焼き芋やコーヒーもいただけます♫

古我知さんとはオンラインスクールでご一緒させていただいており、
その温かいお人柄にすっかり魅せられ、いつか直接お会いできたら…と夢見ていたのです。

このほどその夢が実現しましたので、地球のかけらと古我知さんの魅力をたっぷりお伝えしまーす!

沖縄・八重瀬町。サトウキビ畑が続く道を気持ちよくドライブしていくと、着きました!ずっときたかった地球のかけら!

とってもおしゃれで可愛いエントランス!
この看板の文字見てください!さっそくほっこりします^^

中に入ると古我知さんが他のお客さんの対応をされていました。わーわー、本物の古我知さんだー!
いつもオンライン上でご一緒させていただいていたので、リアルでお会いできたことに大興奮!
実際お会いできるといっそう、優しいお人柄が伝わってきます!

古我知毅さんのブログやご出演ラジオはこちらです。
木工職人としてのこれまでや、今のご活動、木育(もくいく)や子どもたちへの想いなど。
ぜひお聞きください!

ご挨拶させてもらった後、地球のかけらの中や、コンポストトイレを見せてもらいました。


コンポストトイレ、楽しみにしてたんですよね〜。
コンポストトイレというのは、微生物の活動によって排泄物を分解するトイレのことだそうです。
詳しくは古我知さんのこちらのブログ記事をご覧ください!

https://chikyunokakera.com/konnposutotoire/


使ってみた感想は、とにかく全く匂わない!
大と小が混じると臭いの原因になるので、混ざらないように便器が工夫されていました。
そうするとほんっとに匂わない。びっくりでした。
蚊取り線香のいい匂いがするだけ。

内装も南国らしい元気な色合いが可愛い〜
トイレに行くのが楽しみになっちゃいますね〜。

溜まったうんちはどうなるか夫が質問したところ、
「もちろん堆肥にできるんだけど、今の人間はいろんなもの食べてるから…鑑賞用の植物にならいいかもしれないけど、口に入る野菜には使わないかな」
とおっしゃっているのが印象に残りました。
現代人の体はずいぶん汚れているという話を聞いたことがあったけど、やっぱりそうなんだろうなあ…。

目次

いよいよ木のボールペン作りワークショップがスタート!

さて、いよいよ今日のメインイベント・木のボールペン作りの体験をさせてもらいますよー!
まずは参加者の名前などを用紙に記入。用紙も手作りですごく可愛い!

中庭に面した作業スペースに移動して、いよいよワークショップ開始です。
まずは木を選びます。加工しやすいように生木を使うのだそうです。
今回用意していただいた木材は、ハイビスカス(アカバナー)とギンネム。
娘2人はアカバナー、私はギンネムを選びました。
作りで使う枝の切り口は、ハイビスカスは中心が白、ギンネムは黄土色。全然色が違うことにびっくり。ハイビスカスは葉っぱが付いていて、子どもたちはその葉を落とさないように大事にしていました。

ギンネムは白っぽい表皮のすぐ下が緑色。この部分でも光合成をするため、とても成長が早いのだそうです。古我知さんにとてもわかりやすく手順を説明してもらい、手伝ってもらいながら、枝を必要な長さにノコギリで切り、ペンの部分を通す穴をドリルで開けていきます。生木を使っているので加工がしやすく、子どもたちは手伝ってもらいながらスイスイと楽しそうに作業していました。



作業をしながら、古我知さんがこのふたつの木のことをたくさん教えてくれました。
ハイビスカスは沖縄に自生する種類のもの。
園芸品種とは違うもので、沖縄の人はアカバナーと呼ぶのだそう。

ギンネムは外来種。外来種であると言うことを忘れちゃうくらい前から、沖縄に入ってきた木。
在来種を駆逐して増え過ぎてしまい、問題になっているのだそう。
ギンネムは森の端っこのところに生える。いち早く成長し、他の植物の成長を抑制する物質を出すため、他の植物は育つことができない。このままギンネムが増えていくと、ギンネムしか生えない、ギンネムの森だらけになってしまう。
これを心配した人たちの間で、ギンネムを駆除する話も持ち上がるのだけど、もう駆除しても追いつかないくらい増えすぎてしまっている。駆除するよりも、森を作る方がいい、と古我知さん。
ギンネムは森の縁のところに生える木で、森の内部には入ってこられない。だから森を増やしていけば、ギンネムが増えすぎずに済む。

こうした木のお話を聞きながら、木工で手を動かします。
こうやって手を動かしながらだと、忘れないから…とおっしゃる古我知さん。木のことや外来種のことをもっと知ってほしい、木や自然に親しんで大切にしてほしいという、強い想いを感じることができました。

本当に、手を動かしながらだと、教えてもらうことがすんなり入ってくるようでびっくりしました。
実際の木の枝を見て、手で触って、切ってみて。五感を使って木を感じ、出来上がったボールペンは持って帰って使うことができる。こうすれば、教えてもらった大切なことがずっと記憶に残る。だから古我知さんはこうしたワークショップという形で、メッセージを伝えてくれているのだろうなあ。すごいなあ!


出来上がったボールペンは、手にしっとり馴染むようでとても持ちやすく、かき具合も抜群!
優しい風情に見ているだけで癒されます。
「こんなボールペン持っていたら、つかみはオッケー!」とおっしゃるお茶目な古我知さんにもほっこりしました。ほんと、誰かに会ってさりがねくこのボールペンをサラサラ使ってみたら、なにそれー?って興味持ってもらえますね〜、やってみよう!
夢中で試し書きしていた娘たちが、「おかーさんも何か描いて!」と叫ぶと、
「お母さん、絵本作家だからうまいよ〜、これ、プレッシャー!」
とにこやかにハードルを上げてくる古我知さんにこれまた癒されました^^

ボールペンが出来上がったところで、地球のかけらに生えている木の紹介もしていただきましたよ!
そちらは後編で〜!

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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