前編に引き続き、沖縄にある木工体験ができるカフェ「地球のかけら」さんに遊びに行った時のレポートです!
ワークショップが終わった後、中庭を散策させてもらい、植っている木のお話をたくさんお聞きすることができました。
木が好きな私。沖縄についてからずっと、沖縄の木のことを知りたくてしょうがなかったのです!
嬉々として根掘り葉掘りいろんなことを質問してしまいました〜
中庭は風が吹き抜けてとても涼しく、気持ちよかったです。
教えてもらった木の話がこちら。
オオバギ


葉っぱの形が特徴的なオオバギ!こちら、沖縄についてから「なんだこの葉っぱ、初めてみた〜!」と気になっていた木だったのです!名前を教えてもらえてスッキリしたあ!
オオバギは、森の縁のところに生えて、森を作り、広げる役目をしてくれている。森ができるまず初めの段階で活躍するパイオニアの木、とのこと。葉っぱをよく落として、周りの土を豊かにし、他の植物が育ちやすいようにしてくれるのだそうです。それで、自分はあまり長く生きられない木。森の縁に生えるから森の中にはいないそうです。
森ができるときにみんなのために頑張ってくれて、できた森の姿は自分で見ることはないのだなあと思うと、切ないような、ありがとう、というような気持ちになりました。
ガジュマル

中庭にある立派なガジュマル!ガジュマルって、ヒゲみたいなのがなびいてますね〜と私がいうと、あれは気根なのだと教えてくれました。あの気根が地面につくとやがて枝になるため、「ガジュマルは歩く」とも言われているのだとか。このガジュマル、沖縄をドライブしていると至る所に生えていて、小学校の校庭にも植っていたりして身近な木なのだなあ〜と思っていました。キジムナーが宿る木とも言われているそうですが、本当にそんな感じするなあという神秘的な木ですね!
バナナ

バナナも植ってましたー!
てっぺんにはおもたげに実がなっていました。古我知さんが教えてくれたところによると、
「バナナは木じゃなくて草だよ。茎に見えるところも、葉っぱが重なってできている部分で、構造的には長ネギと一緒だよー」とのこと!でっかいネギか!そう思うと面白いなあ〜。
頭の上には巨大なバナナの葉っぱが食堂ののれんみたいに垂れ下がっていて、本州ではなかなかお目にかかれない風情にテンションが上がりました!
パパイヤ


パパイヤの木もありました!黄色くなっている実をとってもいいよー、と言っていただき、やったー!とばかりハシゴを登るわたくし。黄色くなっている実のお尻のところを片手でつかみ、ちょっとひねると…プチッと簡単に気持ちよく実が離れました!うわあ〜、パパイヤって初めて!
今は県外への持ち出しが禁止されているので、滞在中に食べてねとのこと。
こちら、宿に行ってからカットしてありがたくいただいたのですが、
そのみずみずしくて美味しいこと!
カットする包丁の感触もジュワッと気持ちよく、ビワのような桃のような、優しくフルーティーな甘みー!
初めて食べたのですっごく感動しました!
地球のかけらの中庭では、他にもホルトの木やレモンの香りのする木(確かレモンマートル)などがあり、緑がたくさんでとても気持ちが良かったです。
焼き芋もおいしかった!焼き芋を入れる袋に優しさと心配りを感じました


帰る前に念願の焼き芋も買わせてもらったのですが、焼き芋を入れてくれる紙袋のクオリティにびっくり!
新聞紙を使った、とっても素敵なトートバッグなんです!
持ち手は丈夫で持ちやすく、マチたっぷりで安定感のあるバッグ!
「気軽に使ってもらえるように新聞紙で作ったんだけど、この袋を持ってまた買い物に来てくれるお客さんもいる」
とのこと。
それはそうでしょうね!こんなすごい出来栄えの袋、使い捨てなんてできません。お客さんへの細やかな気配りと優しさ、職人さんの凄技が、この袋に現れているな〜と思いました。
地球のかけらを出る時、トラックで出店されていたオーガニックコーヒー屋さんの奥様が、娘たちに花輪をプレゼントしてくださいました。
すごくすっごーく嬉しかったです!
時間がなくてコーヒーいただけなかったのですが、次来たときは必ず、ゆっくりコーヒーもいただきたいです。
地球のかけらは優しさと熱いおもいいっぱいの素敵な場所でした
地球のかけらは、オーナーの古我知さんの木や自然、子どもたちへの想いと優しさがめいっぱい詰まった素晴らしい場所でした。こんな素敵な場所に来ることができて本当に幸せでした。また絶対遊びに来るぞ〜!と、すぐに次の計画を立てたくなる、懐かしくて帰りたくなる、そんな場所でした。
皆さんもぜひぜひ、遊びに行ってはいかがでしょう〜!