いっしょにえがく喜びを、ありがとう。ミニミニお絵描きワークショップで感じたこと。

先日、「遊暮働学むら ととけっこ」にて、集まったお子さんたちとお絵かきをさせてもらいました。
このむらは、服の自給自足の専門家、市川わかなさんと今年5月につくったむらです〜パチパチパチ!
このむらは、「自分らしく生きられる場所、みんながそれぞれ好きなこと、得意で楽しんでやっちゃうことをやって、うまくまわっていく場所を作りたい。そんななかで子どもたちと育ちあいたい!」という思いで作りました〜☆
こちら、わかなさんがむらについて詳しく書いてくださったブログです!

https://yamamba.net/totokekko/

ととけっこでのお絵描きミニミニワークショップ、かけがえのない経験になったので、こちらに書き留めさせていただきます。

目次

自然なながれで、まったりおえかき

私はミニサイズのスケッチブック、鉛筆、水彩色鉛筆を持ってきてました。
ゆるゆる〜っと、自然なながれで、いっしょにいたお子さんとお絵描きをはじめることに。

わたしは似顔絵描くのが好きです。
だからお子さんのお顔を描かせてもらいました。
なんで似顔絵かきたいか、理由を考えるとほんとのところからズレる気がするけど、衝動的なものです。
あっきれい!と思ったら、描きとめておきたくなる、という感じです。

集まってくれた子どもたちと話しながら、時々消しゴム借りながら(持ってきたのにどっかいっちゃってた)
おえかきしてました。
モデルになってくれたお子さん(仮名でゆきちゃんと呼ばせてもらいます♡)が私の顔を描いてくれてて、すっごく嬉しい〜

いっしょに絵をつくりあげていくのって、楽しい!

うーん、どうにも本人の美しさがかけないなあ。難しいなあ…
とひとり、入り込んじゃって時間かけて描いてたら、ゆきちゃんが私の顔をかきあげてくれて。
見せてもらったら、まあ!
なんてかわいいのーーー!!!

とっても可愛くきれいにかいてくれて、嬉しくって嬉しくって…

周りのかたも、「わあ似てる、上手!」
と。ほんと上手〜、腕時計や手首につけたヘアゴムとか、細かいところまでよく見て描いてくれてる。嬉しいー!自分の顔ってよくみないけど、こんなにかわいいってこと〜♡

私も本人のきれいさを表現したくて、ついのめり込んだけど
なかなかうつしとれないんだよなあ…と思いつつ、描き上げて交換こ。

本当に幸せ。
一生のたからもの。

似顔絵描いてもらうのって嬉しいなあ〜とかみしめてたら、
わたしがいろいろかき散らしてた下書きの絵に、ゆきちゃんが色を塗ってくれてました。

そのきれいなこと!また感動。

いいね、きれいだねって言いながらのぞいて、いつの間にか一緒にかきかきしてました。

ゆきちゃんが、この女の子お姫様だから、ティアラを描いて、と言ってくれて私が描いたり、
この子の手、どうしよう。何か持ってる感じのする?と私が聞くと、
いなほ。稲穂を持ってるの。と言ってくれたので稲穂を描きたし、
あ、そうするとなんか、古代の女神さまみたい。と思った私が古代ふうの服をかくと、色はここは赤にして、ここは緑にして。と歌うように言ってくれるので、その通り描いてたら、なんかもう、流れるように自然に、鉛筆が滑っていって、気持ちよくってたまらないのでした。



いろについて、ゾクゾクするくらいのワクワクももらいました。
ゆきちゃんが、ほっぺたは青でぬって。肌は、緑で。というのでそのとおりに塗ってみると、
なんとも透明感と深みのあるほほがグッと立ち上がってきました。

びっくり!わたしいつも、ピンクとかで塗ってたよ。すごいすごい!って私が言うと、
ゆきちゃんがニコニコして、だって、肌の色には青も緑もあるでしょう。
と言いました。

そうだね!ホラここの腕の血管のところとか緑だし。
髪の毛も、光が当たるととくに、緑とか赤に見える時あるよ。と、思い出したようにいうわたし。
そうだった、いろには、先入観とかパッっと見た印象だけでは表現しきれない深みがあったのだった。

ゆきちゃんのおかげで、いろんなことを思い出しました。

自由に、流れにまかせて。えがくって、自分を解放できるんだな。

ゆきちゃんといっしょにお絵描きできて、とても豊かな時間をすごさせてもらいました。
絵って答えが決まっていないので、どんなことをやってもOKなんですよね。
悩み多き子ども時代、絵を描くことで発散していた過去をも思い出されました。それと同時に、これからも紙の上で自由にありのままに、表現していきたいなと思いました。

私はこれから似顔絵かきワークショップとかお絵描きワークショップをやってみたいなと思っているのですが、今まであまり経験がなかったので、どんなものなんだろう?きてくれる人は楽しめるんだろうか?とやる前から考えてしまっていました。

でも今回、とっても楽しませてもらったことで、まず自分が楽しめばいいんだ、ということに気づきました。
自分らしく自然体なスタイルで、ワークショップを作って行けたらいいな〜と思いました。

ゆきちゃん、ととけっこのみなさん、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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