さて、ひよこやニワトリと暮らすことを夢見て始動した我が家。
まずは本で勉強してみよう!ということで、
図書館で借りてきたこちらの本。この本がとてもよかったのです。
『ニワトリと暮らす』
今井和夫・監修 和田義弥・著 グラフィック社
オールカラーでイラストも写真もふんだんに使われていて、めちゃめちゃわかりやすい!
飼い方がずらずら載っているのではなく、じっさいに飼っている人への取材形式になっていて、すごく実践的!
一気にハマってしまい、長女とかわりばんこに熟読。
長女のハマり具合はすごくて、ヒマがあればこの本を食い入るように読み、
ときおりキッとこちらを見て
「ねえ!米ぬかがいるって書いてあるけどどこでもらうの?あと、もみがらも!」
「鶏小屋いるって。どこに建てる?」
なんて聞いてくる。
頼もしい限りです。
本を読んでひとつ安心したことがあります。
それは、住宅地でもニワトリを飼えるんだ、とわかったことです。
じつは、そもそもうちではニワトリを飼うのは無理なのかと思った出来事がありました。
ニワトリ飼いたい〜とボンヤリ子どもたち考えていたころ、どういうきっかけか忘れたけど、近所の人にその考えが知られてしまったことがあったのです。
子どもたちが、「ニワトリ飼いたいのー」とか近所の人に言ったんだっけな。
私がわざわざ言うはずないし、たぶんそんなきっかけだと思います。
そしたら、「ここは住宅地だから無理だね」
とズバッと言われました。
暗に牽制しているのか…とちょっとヒヤリとしました。
うちは、田舎ではあるけれど一応住宅地のなかにあるから、農家さんみたいに隣家との間隔が空いていません。
それでも都会に比べればかなり広々しているけど、近隣に気をつかうのは避けられません。
人の顔色をうかがう性分がムクムク動きだし、ちょっと悲しかった。
インターネットで、住宅地でのニワトリの飼育について調べてみると、けっこう辛口のコメントがいっぱいありました。
鳴き声もニオイも心配だから迷惑、とか、
近所の人がニワトリ飼いはじめて、すごいイヤなんですけどー!
とか。
きちんと世話できていない人がいて、周りの人が困っているとか、いろいろ事情があってのコメントかもしれないけれど。
だけど、ニワトリって卵をくれるありがたい存在です。
飼い方は人間の問題として、ニワトリには罪は無し。
ニワトリじたいには、もっと敬意をはらっていいんではないだろうか。
なにか気分を害するひとがいたらごめんなさいね。
そんなモヤモヤを抱えていたら、
この『ニワトリと暮らす』には、住宅地で堂々とニワトリと一緒の生活を楽しんでいる人が何人も載っていました。東京のマンションで飼っている人さえいました。
可愛い鶏小屋をDIYで作って、近所の公園に散歩に連れて歩いている人もいました。
何だかそういう記事にすごく勇気づけられました。
オスがいる場合は、夜に家の中に入れてあげて早朝の鳴き声が近所に漏れないようにするとか、具体的な対策も書いてありました。
それでなんか、自分の中でゴーサインが出ました。
ニワトリが好きな気持ちを我慢せずに貫いていこう!と思いました。
近所に迷惑かけないように極力気をつけて、それで何かあったらその時誠意をこめて対応したらいいことだ。
それは、ニワトリに限らず、犬でも猫でもおんなじことだろうし、心配ないさ!
ということで、具体的な行動に出はじめたのでした!
続くよ〜