チャボのラントン、リハビリ中 おとーちゃんが専属コーチ

ここしばらく、ラントン(生後3ヶ月のチャボです)の様子をブログに書けていなかったのですが、
この1週間ほどで、ちょっと進展がありました!

8月の初めに、散歩中にイタチに襲われ、左足の大腿骨を2カ所折る大怪我をしたラントン。
すぐに獣医さんに連れて行き、処方された薬を飲んで、その後1ヵ月は絶対安静で、私たちも気が気ではありませんでした。
嬉しいことに、ラントンのがんばりと、家族総出の必至の世話で、感染症にかかることもなく無事に今日まで過ごしてこられました。

ただ、心配はこれから歩けるようになるか、ということ。

獣医さんには、骨がくっついたとしてももう歩けないと思う、と言われていました。

希望を失いかけたけど、ラントンを見ていると、折れた左足を曲げたり、伸ばしたりして、がんばっています。
そんな姿に勇気をもらい、きっと歩けるようになると信じて、リハビリを始めました。

自然とリハビリコーチに就任したのが、うちの父ちゃん。
父ちゃんは武道を20年ほどやっているので、からだの使い方にかなり詳しく、それを鶏のからだに応用しています。


朝と夕方、仕事に行く前と帰った後で、ラントンをでっかい手のひらに抱き上げ、足に手を添えて、体の外側に流れてしまっている左足をそっと正しい位置に誘導し、体の真下に持ってくる練習をしています。

「はーい力抜いて〜」
「はーい怖がらない〜」
「はーい、いまいい!いい位置きてるよ〜」

ラントンに声をかけながら、ラントンが体を足で支える感覚を思い出せるようにサポートしています。

もちろん、鳥の体の構造に詳しいわけでも専門知識があるわけでもないから、
ただ、ラントンの表情や仕草からきもちを察して、痛がらない範囲でやっています。
もう1ヶ月以上経っているので、骨はくっついているはず。その証拠に、足を曲げ伸ばしできるようになったし、指のグーパーもできる。ずっと動けずにいたから、こうやって動かさないと固まってしまう。可動域を少しずつ広げていけば、以前と同じとまではいかなくても、ヒョコヒョコしつつも歩けるようにはなるんじゃないか?と話しています。

人間でもリハビリは痛みを伴うし、ランちゃん、大丈夫かな?と思ったのですが、
意外と涼しい表情で受け入れてくれてる様子。
ときどき、リハビリ受けながら寝ちゃってます。

歩けるようになる日を信じて、いっしょにがんばろう、ランちゃん!




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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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