ひよこ初日!!みんな元気そうでよかった…

昨日、チャボのひよこを3羽いただいてきました。

ひよこの横で眠り、明け方に冷えたホッカイロを暖かいものに取り替え温度を調節。ひよこは夜ずっと静かで、死んじゃってないかすごく不安だった。
心配で朝4時に目が覚めてしまった。

翌朝6時ごろ。少し上にかけたものをずらして覗くと、ひよこは起きててカサカサ動いてました。よかった生きてた…

すぐに水を用意する。生後3〜4週間のひよこには、1パーセント濃度の酢水をあげると病気予防になると聞いたのでやってみました。
手作り給水器がさっそく活躍。

いちおう、ひよこを抱っこしてくちばしを水場につけて、水飲み場はここだよと教えたつもりだけど、
あまり飲まなかった。
青虫をあげてみたら、1番大きな子が二匹立て続けに食べた。
他の子はなぜか、青虫を食べず。

6時半ごろ、娘2人が起きてくる。
元気だったあ、とホッとするふたり。安心したら大はしゃぎで、ごはんあげる!と玄米や庭の草をとってくる。

ひよこたち、ご飯食べてくれた。嬉しかった…
庭の草でよく食べたのは、たんぽぽ、植えっぱなしになって小松菜のタネ。次にクローバー、カタバミ。

ひよこが高くとべることにびっくり。
大きい段ボールの底から、縁のところまでとび上がってとまる。
網をはらないとだ。そのへんにあった畑用の防虫ネットを張ろうとして、私はヒモでグルッととめようとしたけどうまくいかず、うーんとやってたら長女が「洗濯バサミで止めたらいいと思う」と。
ナイスアイデアだね!自分だけじゃ全然おもいつかなかった。大事なヒヨコ中心に、みんな真剣に考えるから、いい考えがでる。

長女、学校は行くのか聞くと、ひよこが大事だから今日は休むと自分で決めた。
次女も保育園を休みにした。

長女が休むと決めて、「よし休もう」と返事しながらも本心ではドキッとしているわたし。
そう言う理由で休むことに、「誰かに何かいわれないか」とビクビクしてるんだ。
連絡帳に、鼻炎で寝不足ぎみで、昨日まで盛りだくさんで動き回って疲れているので休みます。と書いた。嘘じゃない、ほんとのことだし。

長女の小学校、気軽に休めない感じがするのは、休む場合の連絡を近所の子を通してすることなっているからだ。ネットで出欠連絡できる学校もあるみたいだけど、長女の学校はなぜかアナログ。学校への電話連絡はしないでくださいと言われている。休む場合、朝の通学団の集合場所に親が行き、同じ学年の子を探して連絡帳を渡し、先生にことづけてもらうシステムなのだ。そして学校からの連絡物は同じクラスの子を通じて行われる。猛暑日でも、寒い日でも、雨ザーザーぶりの日でも、同じクラスの子が下校途中に、わざわざ家に寄ってくれるのを思うと、軽々しく休めない気がしてしまう。

なんでこういうシステムを採用してるのかよくわからないけど、今後長女が休む回数が増えるなら、他の子を介しての連絡じゃない方法で対応してもらえるか、学校に相談してみなければ。

そんなことを考えつつ、ヒヨコ中心にドタバタしてると。
私たちのようすを見ていた夫が静かに言う。

「休むのはいいとしても、リズムを乱すんじゃない。生活リズム崩してまでやることじゃないんだよ、お母さんも含め全員。このままズルズルってことになりかねない。もう7時過ぎてる。朝ごはん食べる!ひよこのことするなら、自分のこともしっかりやるの!」

おとーちゃんの喝がきいて、みんなテキパキ動き出す。
私は朝4時におきてから8時過ぎまで、朝ごはんも食べずにずっとヒヨコや溜まった家事やあれやこれや動いて、やっとこさ朝ごはん食べて思う。
あらおとーちゃん、私に自分のことも大事にせい、って言ってくれたのね。あはは…
無理矢理良い方にとらえることにする。

私が朝ごはん食べ終わってから、今日のスケジュールを娘ふたりと考える。
みんな、ヒヨコのために必要なことを考え、長女は優先順位までつけていた。
長女は大事なこととして、「ひよこのかんさつ」を挙げていた。
うん、そうだよね素晴らしい!ヒヨコの顔色をよく観て、具合はいいか悪いか、わかるようにならないとだもんね。

ご飯をあげたり、水をかえたり、資材の買い出しにいったり、途中になってた散歩用の囲いを完成させたり忙しく過ごす。買い出し中、気が気じゃなかったけど、ヒヨコたち落ち着いて留守番しててくれた。
鼻炎で本調子でない長女、ハッスルし過ぎて寝不足気味の次女にしっかり昼寝させる。

ひよこの様子はこんなかんじ。

ピイピイ、チリリリと鳴いている。思ったより激しく鳴かない。
ひとしきり鳴くと、3羽でかたまってヒヨコだんごになったりしている。ご飯は玄米をよく食べる。
お母さんっぽい温もりがあるといいかと思って、ウールでできたもふもふの湯たんぽカバーを入れておいたのだけど、みんな吸い寄せられるようにもふもふに集まってのっかっている。
時々目をつぶって寝てる。かなり高くとぶ。人間でいったら、天井の高さくらいかるく飛び越えられるかんじ。
知らなかった姿がたくさん見られて、もりだくさん。

夕方、できたばかりのヒヨコトラクター初出動!
初めてのうちの庭さんぽ。
ヒヨコトラクター通称ピヨトラの完成度に惚れ惚れする。
百均のバーベキューネットを組み合わせて折りたたみ式のを作ったのだけど、自分の天才ぶりがこわいわ、フフフ…

庭でヒヨコたちは気持ちよさそうにのびのびしていた。
ダンゴムシや小虫をよく食べてた。足で芝生や土をシャッシャとかき回してた。
ふわふわのだんごみたいなひよこがピョコピョコ走り回る姿はほんとにかわいい。

段ボールのヒヨコ部屋の掃除をして、水もきれいにしてヒヨコたちを戻す。

15時ごろ、同じクラスのKちゃんが連絡帳を届けに来てくれる。
「明日プールあるよ。はなちゃん来たら、嬉しいな。」といって家の方にかけていく。
いつもありがとうね。可憐な春風のような彼女が大好きだ。

長女は学校どうするんだろう。この様子だと、連日「ひよこの世話したいからいかない」となるんだろうな。
連絡、どうしようかな。また、他の子に、なんで休むん?って聞かれるんだろうな。
と、ぐるぐる考えていると、長女が言う。

「よし、明日は頑張って学校行くぞ!」

自分でそう決めたらしい。
意外だった。
宿題も、いつも半分くらいの時間でこなした。

なんだろう、何かが長女のなかで起こっているのだろうか。

夜、長女はまたひよこの隣で寝た。
気温はちょうどいいくらいだけど、夜中から冷えるだろう。
いちおう、ホッカイロをダンボールの内側に貼る。

とりあえず初日乗り切ったぞ!
ぴよたち元気そうで安心した。
でもまだ油断は禁物、気を抜かずにいこう。


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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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