ヒヨコのラントン、8/14の様子

12日前に、イタチに咬まれて左の大腿骨を2箇所骨折する大怪我を負った、チャボのヒヨコのラントン。

今朝も、5時からきょうだいのコメとムギと一緒に庭でお散歩。
私が抱っこして体を支えながら、砂場で砂をついばんだり、くちばしで砂を掘ったりして過ごす。
となりでコメとムギは砂浴びして気持ちよさそう。ラントンはそれをじっと見ている。
早く砂浴びできるようにしてあげたいな。

今日は初めてのことがたくさんあった!
まず、納豆を食べてみたこと。

抗生剤を10日間飲んでいたラントン。良い常在菌も殺菌されてしまっているだろうなと思っていた。
人間だと、納豆とか菌活にいいけど、ニワトリにはどうなんだろう?と思ってインターネットで調べると、納豆を好んで食べるニワトリさんの話がヒットした。
ニワトリにとって納豆が良いかははっきりわからないけど、多様な菌を体に取り込むのは悪いことではないのでは!と思い、ほんの少しあげてみることに。
納豆のパックについているネバネバを少しとって水に溶かし、そこに大好きなトウモロコシを浸して目の前に持っていくとよく食べてくれた。食べながら、なんかネバネバするな〜、って感じですクチバシをチョコチョコ動かしていた。ネバネバといっしょに少しだけひきわり納豆のかけらが入ってたんだけど、それを選んで食べていたりしたので、味は結構好きなのかもしれない。

もうひとつ、新しいことは、箱ベッドを窓付きの乙女チックなお部屋に改装したこと。
朝、ふと思ったのだ。ラントンは小さい箱でできた部屋に入れるとバタバタ暴れる。これはなぜかラントンの身になって考えると、狭くて周りが見えないから嫌なんじゃないかと。
最初に箱のお部屋をつくるとき、窓をつけていたのだけど、そこから外を覗こうとして暴れてしまうので塞いでしまっていた。最初の1週間は絶対安静で、とにかく動かさないように獣医さんから言われていたからだ。

でも、もう12日経っているので、動かさないことよりもラントンもストレス軽減を優先したほうがいいのではないか。そう思って、ラントンが座りながら周りを見わたせるように、箱の壁を切って三方に窓をつくり、切り端でからだを傷つけないようにテープを断面に貼った。

部屋に入れてみると、物珍しそうに周りを見回して、暴れずに座ってくれた!
少ししたら、バタバタしてしまったけど、きっと周りが見えない閉塞感は少なくなっただろう。
バタバタ暴れてしまっても、首の後ろをカイカイしながら歌を歌ってなだめると、首を垂れて目をつぶって寝てしまう。かわいいなあ〜。
窓の形を、アーチ型にしてみたので、なんだか乙女チックになってかわいい。むふふ。

1日のうち何回か、ラントンが動きたそうな時に抱っこで部屋の中を散歩する。散歩といっても抱っこしながらだけど。コメとムギも部屋の中でいっしょに散歩。あまりの暑さで外で過ごせないから、部屋の中での散歩で日中は辛抱してもらうしかない。

ラントンを長女がだっこしてるときに、ムギを抱き上げて体の様子をよーく観察。よーく触って確かめてみる。
ラントンは生まれつき、右脚が曲がっている。ふとももがガニ股になって外に開いているし、すねのところも通常とは逆方向に少し曲がっている。
翼の内側や、お尻のところの羽が薄くて、お肉が見えていることも気になっていた。
健康そのもののムギは、どんな体だろう?

ムギの体はしまって、羽が隙間なく生えつまってつややか。
脚はすっと伸びて太くたくましく体を支えている。

ラントン左脚を治すために、どういう脚がうまく体を支えられる脚なのか、ムギとコメから教えてもらおう。
そして、ラントンをまた歩けるようにしてあげるんだ。
お医者さんには、歩けなくなるかもしれないと言われたけど、
ラントン、よみがえるんだ!フェニックスになろう!

夕方、部屋で抱っこしてたら、盲腸便がタイミングよく出る。
盲腸便とはニワトリさんが出す生理的な便で、水っぽくて粘りがある。
立ち上がれないラントンがうずくまったままこの便をすると、お尻にベッタリついて固まってしまう。今日はタイミングよく、抱っこで体を支えて起こしている時に出たから、お尻が汚れずにすんだ。気持ちいいね!

スッキリした後は、長女がヒヨコたちのそばでハープの練習。
ハープとヒヨコはなんだかとっても合うなあと思う。

午後6時台。
コメとムギのケージに布をかけて、その横に改装したラントンの箱のお部屋をくっつける。
きょうだいたち、なるべく近くで過ごさせてあげたい。

今日もがんばったね。ありがとう。ゆっくりおやすみ。

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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