2024年秋季・片づけ祭り!ある場所をゼロリセットしたら、脳内も超スッキリ!!

目次

片づけしたい欲が爆発してます

先月から、片づけにハマってます。

仕事が忙しい時、
何かで行き詰まってる時、
無性に身のまわりをスッキリさせたくて仕方なくなるのですが、

先月も自分のキャパ以上の「やるべきこと」を詰め込んでしまった結果、
忙しさからイライラがピークに達し、

なんだこの散らかってる家はー!
こんな環境で仕事できるかあ!
まずは片づけだ!

と片づけの鬼になってしまいました(笑)

その中で、いろんな気づきがありましたのでシェアさせていただきます。
さて、わたくしの「2024年秋季・片づけ祭り」の一端、ぜひご覧ください!

沢野ひとしさんの本『ジジイの片づけ』が最高だった


こういう時、どういうわけか自分に必要なものが目に入ってくるものだ。
図書館に行った時、片づけ欲の沼であえぐわたくしは吸い寄せられるように「住まい・片づけ」のコーナーに直行し、ぬらぬらとした眼差しで本棚を物色した。そしてその目線の先にどーんと現れたのが、
沢野ひとしさん著『ジジイの片づけ』

沢野ひとしさんといったら、もうだーいすきな画家さんであり作家さんだ。
沢野さんの独特のタッチに学生時代すっかり魅せられて以来、作家の椎名誠さんいうところの「沢野のウマヘタ絵」の大ファンであります。あやしい目つきをしたヒトビトや生き物を面白おかしく描いているかと思えば、しっとり叙情的な作品まで、沢野さんにしかできない表現の虜になりました。

ちなみに、沢野さんを知ったのはこの椎名誠さんの本がきっかけです。
大学時代、椎名誠さんの本に狂っていたわたくし。暇さえあれば図書館に走り、シーナワールドに浸ってはぐひゃひゃと笑い転げていた。
だから、私の文章はシーナさんの影響を多分に受けているのですね。
めったやたらと「〜なのだ」とか「どおーん」とか出てくるのはそのためなのだ。

椎名さんの本には高校からの親友である沢野さんも頻繁に登場するため、そこから沢野さんの絵や文章、そのほかの作品に触れていくことになった。すばらしく魅力的で才能溢れる方なのだなあ、すごいなあ、とため息をついていたものだ。

この『ジジイの片づけ』
ご自身を「ジジイ」と呼ばわりながら、沢野さんの片づけの哲学やその実践が書かれているエッセイなのだが、もうその文章もところどころに散りばめられたイラストも最高なのだ。
気になった方は是非ご一読を。

机の上のゼロリセットで脳内爽快、スッキリー!!

さて、その沢野さんの『ジジイの片づけ』に書かれていたことで、ズガン!と私の心をとらえたことがあった。
それは、
「一つの仕事が終わったら、作業机の上を全て片づけ、何もない状態にすること」
だった。

これ、ささやかな夢だったのです。何も乗ってない、まっさらにゼロリセットされた机の上!
いや、夢って大袈裟かしら。それならすぐ片付けりゃいいじゃんという声が聞こえてきそうだけれど、いやあ、なかなかやろうとしてもできないことじゃあないですか。

絵を描く仕事にも色々段階があって、やることも使う道具もその時々で違ってくる。資料探しの時はパソコン広げて写真や何かもめいっぱいひろげ、鉛筆でのスケッチではスケッチ台に鉛筆と資料、色塗りに至っては水も絵の具パレットも色鉛筆も、そこらじゅうに転がって大変な騒ぎになる。他にも水彩紙を切ったり、ダミー絵本作る時は工作道具を広げたりなんだりかんだり、いろーんなことやらなきゃいけないわけで、それらが同時進行で押し寄せた場合机の上は大変なことになる。

いつもごちゃごちゃ、色んな仕事が積み上がった机は見るのも気が重くなる。
机周りにどよーんとした空気が漂ってくる。

これじゃいかんと思っていたところで、沢野さんのアトリエの、何も乗っていない清々しい机の上の写真を見たら、もうたまんなく自分もやりたくなってきた。
そこで、どおりゃあああと一本背負いをかまして机の上のものをぜーんぶ片づけたのだ。
そしたら…

超気持ちいいいい!

机の下はごちゃごちゃしてるけどいいのだ!

身のうちにぐぐぐっとヨロコビがこみあげる。
やったやった、ついにやってやったぜ!

机に向かって座ってみると、これまでの混沌が嘘のように静かで穏やかな気持ちになってくる。
頭の中がスッキリクリアになってくる。

仕事の一つの工程を終えるたびに机の上をゼロリセットすることで、その仕事の進み具合や状態など、全貌を把握することができるし、ほかの工程や別件の仕事との区切りもはっきりして安心できる。

これはすごい、やらない手はない!

今回の片づけブームのまとめ。毎朝机の上を見るのが楽しみになった。仕事もゲット!?

机の上のゼロリセットは、精神衛生上すばらしい効果をもたらしました。
さっぱりと潔く何も乗っていない机の上は自分の心そのものだ。
こうしてゼロリセットすることで、新たなひらめきや創造力が生まれるのだ、と何か人生の真実をひとつ悟ってしまった気になった。

タイミングとして、とりわけおすすめなのは夜のうちにゼロリセットすることです。
私は朝型で、朝4時半に起きて仕事するのが一番はかどる。
まだ暗いうちに起きて、身支度をし、さて…とまっさらな机に向かう時の気持ちよさといったらない。
さらに面白いことに、一度ゼロリセットしてしまうと、不思議とリバウンドしないのだ。
「一度片づけ祭りを完璧に行うとリバウンドしない」と、ときめくお片づけのこんまりさんも言っていたけれど、
机の上の片づけ祭りでそれを実感した。

おまけで、ウソみたいなホントのはなしを一つ。
先月すさまじい勢いで片づけ欲が盛り上がったとき、ぴーんと
「余計なモノが片付いたら、いい仕事がくるはず」

と思ったのだ。
その勘を信じてぐいんぐいんと片づけしまくった結果、

ほんとに!すごく自分にしっくりくる、素敵なお仕事のお声がけをいただいたのだ!

勘を信じて、そのとき必要と思うことをやってみる。
自分がどよーんと思うこと、もの、人から距離を置き、片づけみたいに自分で動かせるモノなら手放したり、然るべき場所を作って納めてあげる。

自分をまず大切にして、やりたいことをやる。
やりたくないことはしない。しないったらしない!

そういう自分になるための片づけなのだろうな、としみじみと思ったのでした。

机の上の片づけ祭り、ぜひぜひやってみてくださいね〜!

絵本作家・森みどりが、自然と調和して自然体で暮らすヒントをお届けしています。
ぜひぜひ、ご登録お願いします♪

 

 

メルマガの詳細についてはこちら

今すぐメルマガ講座を読んでみたい方はこちら



絵本作家・森みどりのナチュライフ絵日記




よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

目次