初めての草木染め体験!前編

昨日、子どもと一緒に生まれて初めての草木染め体験をしました。
とても穏やかで、豊かな時間を過ごさせていただきました。
子どもにとっても、ものすごく良い時間になったので、ぜひご紹介させてください!

目次

なぜ草木染めに興味をもったのか

実のところ、昨年まで草木染めにそれほどの興味を持っていませんでした。色合いはきれいだなあとときめくものの、自分でやろうという発想はなかったのですが、昨年、長女がみていたYouTube動画を覗いたのがきっかけで、やって見たいと思うようになりました。
その動画では、自給自足生活をしている女性YouTuberが、果物の皮を使って布を染め、衣類を作っていました。
捨てるか、堆肥にするしか発想がなかった植物の部分をこんなふうに活かせるんだと思ってビックリして、図書館で草木染めの本を借りてきました。

でも、本を読んでみると、何やら難しそうな化学の知識もからみそうで、やってみるところまで至らず…

そこになんと!実家の近くにお住まいの草木染めの専門家・山中真奈さんが体験教室を開いてくださるとの情報が!
真奈さんは私が受講しているオンラインスクールのお仲間です。ゴールデンウィーク帰省時に体験できると思い、早速申し込みして体験させてもらってきましたー!

やってみよう!初体験だらけでワクワク♪

当日、植物がたくさんの真奈さんのお家にお邪魔しました。
緑あふれるお庭に、玄関に入る前からすでに癒されます。

おしゃれな古民家のような趣のあるご自宅の、窓辺の広いスペースでワークショップがはじまりました。

まず、染める布を選ばせてもらいました。
私はストールとエコバッグ、娘ふたりは花柄の刺繍がしてあるきれいなハンカチを選びました。

次に、模様をつけたい場合の説明をしていただきました。
布を洗濯バサミで止める、ビー玉をくるんで輪ゴムで縛るなどして、模様をつける方法を実演してくださいました。

私はシンプルに模様なしでいくかなあ、でも簡単な模様もいいかなあ〜と迷いつつ、刺繍入りのハンカチを選んだ娘たちに、「それには刺繍がはいってて模様がつくかわからないから、模様つけたかったらお母さんのストールにつけてもいいよ」と気を利かせたつもりでいうと、9歳の長女が妙にツンケンしている。

「…ハイハイ。こっちは言われた通りにするだけですよ」
と妙にケンカ腰です。
なんじゃい!?と思ったら、どうやら長女はやりたいことがハッキリ決まってたようで、ツンケンは「おかんのやり方に誘導すな!」という意思表示だったようです。

子どものやりたい気持ちを尊重し、後押ししていただいた幸せ。

長女は自分が選んだハンカチに縫い絞りをやりたかったそうなのです。しかも、かなり時間のかかりそうな、細かい模様をつけたいと。なんでも長女の真似をしたいお年頃の次女も、もちろんおねーちゃんと一緒のにしたい、と言い出す。

いやー、縫い絞りって、チクチク模様に沿って縫わないとだから時間かかるよ…模様つけの説明のときに、縫い絞りの布も見せていただいたけど、それはあくまで「こういう方法でもできるよ」という説明のためのもので、今回はできることじゃないんじゃ…
そういうことをいろいろ説明してみるも、娘たちのやりたい気持ちは変わらず。

すると、その様子を見ていた真奈さんが、
「思うとおりにやってみるのも大事だから、やってみる?時間は気にしなくて大丈夫だから」と優しく言ってくださいました。

後押ししていただいて、長女はフテクサレモードもどこへやら、模様つけに没頭しはじめました。
次女のぶんは、裁縫苦手な母ちゃんががんばってチクチクしました。

かなーり時間がかかるも、なんとかチクチク縫い終わったわたくし。長女はまだ縫っている。途中で糸が引っかかったり、布どうしをくっつけて縫ってしまってやり直したりしつつも、がんばって縫っている。

↓模様をチャコペンで書いてから、

↓模様にそってちくちく。縫えたら引き絞る。

先に縫い終わったわたしが、手伝う?と声をかけてみても、
「自分で全部やりたいの」と縫い続ける長女。

ちくちくすること数十分は経ったでしょうか。そしてついに…ぜんぶ縫えたー!

達成感を味わえて、長女はとても嬉しそう。
後押しして見守ってくださった真奈さんに感謝!
いよいよお待ちかねの染める作業だ〜

後編に続きます!

 

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この記事を書いた人

絵本作家・イラストレーターとして活動させていただいています。

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